KMGの復活

メーカーによる不祥事――2000年のリコール隠し、2016年の燃費不正。
これらは、長年築いてきた信頼を大きく損なう出来事でした。しかし、販売会社として日々お客様と接してきた私たちは、その声に真摯に向き合い続けました。

叱責や厳しいご指摘が相次ぎ、ご契約のキャンセルや厳しい言葉に心が折れそうになったこともあります。
それでも、励ましや温かい言葉をかけてくださるお客様の存在が、現場の大きな支えとなりました。その思いが、社員を奮い立たせ、前に進む力となったのです。

お客様に支えられ、社員同士が励まし合いながら、私たちは逆境を一歩ずつ乗り越えてきました。
だからこそ今、お客様に選んでいただけることに、心からの感謝をお伝えします。
苦境の中で培ったのは、「地道に信頼を重ねていく力」。それこそが、私たちの復活の歩みであり、最大の強みです。

2000年に発覚したリコール隠しは、販売会社に大きな影響を及ぼしました。
新車契約のキャンセルが相次ぎ、営業部門はお客様への説明に奔走し、サービス部門は大量の改修作業を担いました。
短期間で対応しきれない案件も多く、工場や店舗の現場は大きな混乱に直面しました。
しかし、これらの経験は「誠実な説明」「迅速な対応」といった基本を改めて徹底する契機となり、組織の姿勢を見直す転機となりました。
失った信頼を取り戻すには、長い年月が必要でした。
一度崩れた関係は簡単には回復せず、営業活動やアフターサービスの場面ごとに、社員一人ひとりが「地道に信頼を重ねる」努力を続けるしかありませんでした。
お客様にとって当たり前のこと――約束を守ること、誠実に説明すること、丁寧に対応すること――を愚直に繰り返すことが、唯一の道でした。
ようやく販売現場に落ち着きが見え始めた頃、2016年に再び燃費不正問題が発覚しました。
直接の原因はメーカーにありましたが、説明責任を負ったのは現場の販売会社でした。
厳しい叱責や失望の声が寄せられる一方で、長くご愛顧くださるお客様からは「信じている」と言葉をいただくこともあり、その両方に応えながら地域での信頼を維持していく日々が続きました。
二度の不祥事を経て、販売会社の役割は一層明確になりました。
それは「困難に直面しても逃げずに説明し、誠実に対応し続けること」です。
派手な改善策や一時的な挽回ではなく、日常の中で少しずつ信頼を積み重ねることこそが、私たちの復活の歩みを支えました。

こうした歴史を通じて培ったのは、「地道に信頼を重ねていく力」 です。
それは販売会社としての最大の財産であり、未来へ歩みを進めるための強さとなっています。

KMGの強み